「ゴムならできる」を見逃すな!開発事例で学ぶ素材の底力と設計の罠

漫畫タッチで描かれた、機能と見た目の両立に悩む設計エンジニアに、ゴム・TPE製品の特性(機能性、質感、デザイン性)を活かした設計術を提案する川島産業のベテラン技術者の様子。背景には機能的で美しい製品が完成し、喜ぶエンジニア。 ゴム製品

1.「ゴムはどれも同じ」という最大の罠

(新製品の構想会議で、素材選びに悩む新人くん)

新人社員
新人社員

とりあえず、弾力が必要なところは図面に『ゴム』って書いておこう。黒くて伸びれば、どれを選んでも同じだよね……?

技術担当者
技術担当者

ストップ!その「とりあえず」が、のちに製品の寿命を縮めたり、高コストの原因になったりします。ゴムは種類によって「得意・不得意」が驚くほどはっきりした個性派集団です。特性を最大限に活かせば、樹脂や金属では不可能な設計も実現できます。

2.事例①:屋外×油の過酷な環境を救った「素材の適材適所」

新人社員
新人社員

油に強いNBR(ニトリルゴム)で屋外用パッキンを作ったら、数日でカッターで切ったような亀裂が入っちゃいました……。なぜ!?

  • 陥った罠 NBRは「油の守護神」ですが、紫外線やオゾンには無防備という弱点があります。
  • 特性の最大活用 川島産業では、耐候性と耐油性をバランス良く備えた**クロロプレンゴム(CR)**や、最新の技術で耐オゾン性を高めた特殊配合を提案します。
  • 結果 環境に合わせた「適材適所」の選定で、メンテナンスコストを大幅に削減しました。

3.事例②:アンダーカット形状を「無理抜き」でカタチに

新人社員
新人社員

この複雑なグリップ形状、樹脂だと金型から抜けない(アンダーカット)から、デザインを単純化しなきゃダメですよね……?

  • 陥った罠 「形にできない=設計変更」という思い込み。
  • 特性の最大活用 ゴムには「伸びる」という独自の強みがあります。これを利用した**「無理抜き加工」**なら、樹脂では不可能な複雑形状も一体成形できる場合があります。
  • 結果 デザイン性を損なうことなく、部品点数の削減(コストダウン)と機能向上を同時に実現しました。

4.事例③:TPE(熱可塑性エラストマー)による2色成形の魔法

新人社員
新人社員

清潔感のある医療機器を作りたいけど、ゴムを接着剤で貼ると剥がれるし、見た目も美しくない。どうすれば……?

  • 特性の最大活用 **TPE(熱可塑性エラストマー)**は、プラスチックと同様に射出成形ができ、樹脂との同時成形(2色成形)が可能です。
  • メリット 接着剤不要で強固に接合でき、カラーバリエーションも豊富。シリコーンゴムのような安全性と、生産効率の良さを両立します。
  • 結果 手になじむソフトな触感と、高級感のあるデザインを両立させた製品開発に成功しました。

5.図面がなくても、川島産業は「一歩先」を提案します

「こんな機能を持たせたいけど、どの素材がベスト?」「コストを抑える形状は?」 そんな構想段階の悩みこそ、私たちの出番です。

  • フスケッチからCAD化 手書きの絵からでも、製造現場を知り尽くしたエンジニアが3Dデータへ昇華させます。
  • VA/VE提案 材質変更によるコストダウンや、量産効率を高める形状変更など、商社ならではの広い視野で提案します。
  • グローバルネットワーク 国内外の提携工場から、品質・コスト・納期に合わせて最適なルートをコーディネートします。
新人社員
新人社員

たかがゴム、されどゴム。図面を仕上げる前に、まずは川島産業さんにこのラフスケッチを見せて相談してみます!

経験豊富なスタッフが、最適な解決策を一緒に考えます。

「※図面の機密保持(NDA)についても柔軟に対応します。」

コメント