プラスチックボール

川島産業株式会社のプラスチックボール画像

プラスチックボールとは

川島産業株式会社の商品「プラスチックボール」は、ポリプロピレン(PP)製で、協力会社との共同開発品(PPボール Φ38)を主流としています。

プラスチックボールの特徴は、軽量かつ丈夫であることです。また、PPボール Φ38は、公害防止につながるリサイクル性や、蒸発・飛散を防ぐ密閉性、保温性に優れています。これらの利点により、プラスチックボールは、様々な用途に利用されています。

例えば、プラスチックボールは、工場や農場などでの化学物質や液体の保管に適しています。また、食品や医薬品の包装にも利用されており、安全性にも優れています。

以上のように、プラスチックボールは、軽量かつ丈夫で、様々な用途に利用できる優れた商品です。

公害防止機能 (臭気発散の防止)

プラスチックボールの最大のメリットは、公害防止です。

川島産業株式会社のプラスチックボールは、生産工程中の薬液や廃液から発生する悪臭を95%以上も防止するため、公害問題の解決に役立ちます。

また、有害ガスの発生を防ぐこともできます。アンモニア希釈水を使用した排出テストでも、プラスチックス・ボールを使用した場合の方が、アンモニアの排出量が大幅に減少することが確認されています。

さらに、プラスチックス・ボールを2層、3層と積み重ねることで、より効果を発揮します。

また、電解槽、酸洗槽、メッキ槽などの有害ガスの発生をも防ぎます。

アンモニア希釈水での排出テストにより、プラスチックボールをカバーした場合は、カバーしない場合に比べて排出されるアンモニアの量が大幅に減少しました。

アンモニア希釈水での排出テスト

プラスチックス・ボール 1層で液面を、カバーした場合と、カバーしない場合の比較

試験要綱

アンモニア希釈水を.入れた容器を密閉し,一方から風を吹き込み,反対側に排出ダクトを設けて、排出されるアンモニアを、北川式探知管を使用して検出する方法で行った。

試験容器 透明アクリル製  100㎝×50㎝×深さ50㎝
アンモニア 約 1: 14 (1/15%) のアンモニア希釈水
排出ダクト 径 5吋の塩化ビニールパイプ
風  速 4.5m/秒 (風量約3.31㎡/分)

試験の結果

プラスチックス・ボールを使用しない場合 排出されたアンモニア約450ppm
ブラスチックス・ボールを 1層でカバーした場合 排出されたアンモニア約30ppm

(注)

使用される薬品の比重と揮発性及び風量に依り排出物の量が多少異なる場合があります。
おなじく、プラスチックス・ボールを 1層ではなく、2層、3層の場合の方が当然排出量も減少することは明白であります。

試験装置

(透明アクリル製 100×50×50)

蒸発防止機能(蒸発による熱ロスを大幅に減少します)

川島産業株式会社のプラスチックボールは、環境に配慮した製品で、公害問題の解決に貢献します。

プラスチックボールは、有害ガスの発生を防ぎ、薬液や廃液から発生する悪臭を95%以上防止するため、生産工程の改善に役立ちます。

また、プラスチックボールは、蒸発による熱ロスを大幅に減少させる効果があります。蒸発防止テストにより、蒸発損失量を約1/4に減少することができるため、省エネルギーに貢献します。

温水を使用しての蒸発防止テスト

試料(水を600mlビーカーに水を400mlを入れたもの)を90゜Cに加熱後、4時間保持しその蒸発減量を測定しました。

蒸発防止効果データー
時間 1時間後 2時間後 3時間後 4時間後
21.3 42.7 62.3 86.3
5.6 11.3 17.7 24.7
5.1 10.1 16.0 22.8

イの場合  プラスチックス・ボールを使用しない場合。
ロの場合  ブラスチックス・ボールを 1層で使用した場合。
ハの場合  プラスチックス・ボールを 2層で使用した場合。

上記の結果の通り蒸発損失量については,プラスチックス・ボールを使用した場合は、プラスチックス・ボールを使用しない場合の約1/4に減少致します

飛散防止機能

当社のプラスチックボールは、環境に配慮した製品で、公害問題の解決に貢献します。

建造物や機械の腐蝕、作業員の安全性、生産効率などに有効な蒸発防止・飛散防止アイテムです。

特に、液体の蒸発を95%以上防止し、液体の飛散を防ぐことができます。

これにより、建造物や機械の腐蝕、作業員の安全性、生産効率などに有効な蒸発防止・飛散防止アイテムとして、多くの現場で活躍しています。

さらに、当社のプラスチックボールは、薬液や水の使用による熱ロスを大幅に減少させる効果があります。

これにより、現場の作業員の人体への悪影響を最小限に低下させ、防止することができます。

また、液面にばら撒くだけで、91%もの液面を覆うことができるため、生産能率の向上にもつながります。

安全性と生産性の向上を目指すなら、当社のプラスチックボールが最適な選択肢です。

川島産業株式会社のプラスチックボールを使って、現場での作業効率の改善と、より健康的な作業環境を実現しましょう。

保温機能

当社のプラスチックボールは、様々な産業での効果的な液面管理に最適です。

特に、液体の飛散防止に優れた性質を持っており、作業現場の安全性を向上させることができます。

また、液体の蒸発を防止して熱損失を大幅に減少させ、燃料費を50-70%節約することができます。

さらに、ボイラー水が空気中の酸素を多く吸収することによるパイプ内部の酸化を防止することができます。

当社のプラスチックボールを液面に敷くだけで、液面の91%を覆うことができます。作業現場の安全性を高め、生産能率を向上させることができます。

当社のプラスチックボールは、高品質のプラスチックから製造されており、丈夫で長持ちします。また、リサイクルにも適しているため、環境にも配慮しています。

温水を使用しての保温効果テスト

1.試験開始時 600mLビーカーに、水 400mLを入れ温度を 20゜Cとし、97土2゜Cの恒温水にてウオター・バスを行い、試料が90゜Cに上昇するまでの時間を測定

  所要時間
30分
20分
19分

2.試験開始時の温度を85゜Cとし、試験台の上に放置(室温)した時の温度と放冷時間の関係を測定。

保温効果データ

イ、の場合プラスチックス・ボールを使用しない
ロ、ブラスチックス・ボールを 1層のみ使用する
ハ、プラスチックス・ボールを 2層で使用する

 

上記の結果の通り、プラスチックス・ボールを用いた場合と、用いない場合とでは使用した場合の方が、約1/4に減少している。又、放冷状態に措ける保温能力も約倍に増加している。 又、加熱する場合にも、その効果は顕著である。

プラスチックス・ボールが 1層でも 2層でも、その保温力には、大きな差異は認められず、1層でも充分効果を示している。

プラスチックボール の選定

プラスチックス・ボールの面積

イ-へ間に6個の三角形があり、それ等が占める面積比率は100:91であるから、ボールが自然な状態で浮かんでいる時液面91%をカバーする。

プラスチックボールの製品規格

製品サイズ 単位面積当りの必要個数
20m/mφ 3000個/㎡
25m/mφ 2100個/㎡
38m/mφ 850個/㎡
50m/mφ 480個/㎡
65m/mφ 280個/㎡
75m/mφ 200個/㎡
100m/mφ 120個/㎡
その他、材質、重量、形状、寸法は御希望に応じます。
御問い合わせくださいませ。

プラスチックボールについてのお問い合わせ

弊社では、お客様のご要望に応じたプラスチック製品の製造を行っております。

以下の情報をお知らせいただくと、よりスムーズな対応が可能となります。

1.製品の用途や目的、必要な性能や仕様について

2.必要な数量や納期について

3.使用したい樹脂の種類や色、特殊な加工が必要な場合はその内容について

また、弊社の取引先メーカーは多数ございますので、様々な種類の樹脂を取り扱っております。ご希望の樹脂についてもお気軽にお問い合わせください。

なお、特注品につきましては、専用金物の製作も可能です。詳細についてはお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。