【緊急提言】目先の「金型費」だけで海外調達を選んでいませんか?見えないコストを削減し、国内回帰でトータルコストを最適化する方法

ゴム製品
技術担当者
技術担当者

日々のコスト削減活動、本当にお疲れ様です。川島産業の技術担当です。

昨今の材料費高騰や円安の影響で、設計・購買の現場には強烈なコストダウン圧力がかかっていることと思います。

「とにかく金型を安く作れ」「海外で調達できないか」といった上層部からの指示に、頭を抱えている方も多いのではないでしょうか。

しかし、私たちは現場のプロとして、あえて提言します。 **「安易な海外シフトは、かえってコストを増大させるリスクがある」**と。

実際に、目先の安さに惹かれて海外(中国・ベトナムなど)で金型を製作したものの、「品質不良で手戻りばかり」「修正の意図が伝わらない」「船便が遅れてラインが止まりかけた」といったトラブルに見舞われ、結果的に国内で作るより高くついてしまったという事例が後を絶ちません。

今回は、多くの企業が陥りがちな**「海外調達の落とし穴(見えないコスト)」を可視化し、なぜ今、「国内回帰」**が最も確実なトータルコストダウンにつながるのか、その理由を解説します。

1.安易な海外調達が招く「見えないコスト(TCO)」の正体

技術担当者
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まずはこちらの図をご覧ください。海外調達と国内調達のコスト構造を「氷山」に例えたものです。

いかがでしょうか。多くの企業が注目するのは、水面上に見えている**「金型初期費用」**だけです。確かに、海外の金型費は国内よりも安く見えるでしょう。

しかし、問題は水面下に隠れた巨大な**「見えないコスト」**です。

【海外調達に潜む「見えないコスト」の例】

  • 品質不良対応工数: 届いた試作品が図面と違う。修正指示を出しても直らない。最悪の場合、国内で修正・作り直しが発生する費用。
  • コミュニケーションコスト: 言葉の壁、時差、文化の違いによるストレス。意図を伝えるために膨大な資料作成や、現地への渡航費(出張費)がかかる。
  • 納期遅延損害: 輸送トラブルや通関手続きでの遅延。生産計画が狂い、機会損失や特急対応費用が発生するリスク。
  • カントリーリスク: 政治情勢の変化やロックダウンによる供給停止リスク。
技術担当者
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これらのコストは、見積書には載ってきません。

しかし、プロジェクト全体で見れば(TCO:総所有コスト)、確実に企業の利益を圧迫します。

これが「安物買いの銭失い」の正体です。

2.国内回帰こそが、最強のコストダウンになる理由

技術担当者
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では、国内調達に切り替える(回帰する)とどうなるでしょうか。

先ほどの図の右側のように、初期の金型費用は海外より高く見えるかもしれません。

しかし、私たち川島産業が提携する信頼できる国内工場とタッグを組むことで、水面下の「見えないコスト」を極限まで圧縮できます。

  • スムーズな意思疎通: 日本語で微妙なニュアンスまで通じるため、打ち合わせ時間が大幅に短縮されます。
  • 確実な品質管理: 日本のモノづくりの基準で管理されるため、手戻りや修正が激減します。
  • 短納期・安定供給: 国内輸送のため、リードタイムが短く、地政学リスクもありません。
技術担当者
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結果として、手戻りやトラブル対応の工数がなくなり、トータルコスト(TCO)で見れば国内の方が安くなるケースが非常に多いのです。

3.川島産業が選ばれる「国内調達パートナー」としての3つの強み

強み①:最適な国内工場の「目利き力」

  • 私たちは長年培ったネットワークで、日本全国の優良な金型メーカー・成形工場と提携しています。
  • お客様の製品特性(サイズ、素材、ロット数)に合わせて、最も得意でコスト競争力のある工場を選定・コーディネートします。

強み②:設計者の意図を翻訳する「技術力」

  • 「図面だけ渡して終わり」ではありません。
  • 私たちの技術スタッフが間に入り、設計者の意図を正確に工場へ伝えます。
  • 量産性を考慮した形状変更の提案(VE/VA提案)も行い、トラブルを未然に防ぎます。

強み③:既存金型の移管もOK「柔軟な対応力」

  • 新規の金型だけでなく、「海外から引き揚げたい」「今の取引先が廃業して困っている」といった既存金型の移管も積極的に承ります。
  • 弊社で金型の状態を診断し、国内工場での安定生産体制を再構築します。

4.まとめ:目先のコストに惑わされず、トータルで賢い選択を

技術担当者
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コスト削減は重要ですが、品質や安定供給を犠牲にしては本末転倒です。

痛い目に遭う前に、一度立ち止まって「見えないコスト」を含めたトータルコストで比較検討してみませんか?

「今の海外調達に不安がある」「国内で適正価格の見積もりが欲しい」という方は、ぜひお気軽に川島産業にご相談ください。

図面がなくても構いません。現状の課題をお聞かせいただければ、最適な国内調達プランをご提案いたします。

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